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診療
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形成外科

当クリニックの傷跡治療・火傷(やけど)治療

当クリニックでは、ケガによってできた傷あと、また火傷の治療も行っています。それらの部位や状態によって、最も適した修正を施していきます。
形成外科と皮膚科、そして美容というそれぞれの観点から、外観上目立たなく自然に近づけるだけでなく、皮膚などの持つ機能を改善させていくことも重視した治療計画をご提案いたします。

すべては「正常な治り」めざして

当クリニックでは外科手術による治療のほか、QスイッチYAGレーザーを使って患部を徐々に縮めるレーザー治療や、切らない保存的治療も実施しています。強い抗炎症作用を持つ副腎皮質ホルモンや、血行をよくし角質に水分を保持させる作用のあるヒルドイドの処方といった一般的な軟膏措置などがそれにあたります。
また、患部をあえて凍結壊死させる凍結療法も、場合によっては採用しています。

傷・やけどの初期治療について

火傷(やけど)は、まずは流水で冷やすことが重要です。痛みが和らぐだけでなく、損傷が深くなることや炎症を防いでくれるためです。このとき無理に服を脱ぐことはせず、衣服の上からでも水をかけるようにしてください。
また、近年は湿潤療法をうたった絆創膏が市販されています。しかしこれを使う場合は、その部位が汚れていないかを特に注意する必要があります。汚れている場合には使ってはいけません。
判断に迷う場合はすぐに当クリニックまでご相談ください。

治療費

保険診療を基本といたしますが、症状によって治療回数や治療方法が異なります。また、ご要望に合わせて自由診療による治療が入ってくる場合もございます(その場合は必ず事前にご相談します)。詳しくは当クリニックまでお問い合わせください。

キレイな治りのために丁寧にご説明します

傷もやけども、深さや範囲がさまざまに異なります。誤った措置で治りにくくなったり、治っても跡が不必要に残ってしまったりすることが考えられます。
その後のアフターケアも含め、専門的な処置を受けることで「本来の治癒能力を見越した正常な治り」「キレイな治り」をめざします。
経過を含めて丁寧にご説明いたしますので、ぜひ当クリニックまでご相談ください。

形成外科とは

患者さまのQOL向上をめざし、体表面の機能と形を正します

患者さんのQOL向上をめざし、体表面の機能と形を正します

形成外科とは、外科から分化した科目ですが、日本の医療の中ではまだ歴史が浅く、耳慣れない方が多いかもしれません。体の表面の組織にできた異常や変形、欠損、外見的に不満足に思う部分について、さまざまな方法で機能を正し、見映えも美しくします。つまり、生活の質(QOL)の向上をめざす外科だと言えるでしょう。
形成外科医は傷を治す創傷治癒の専門家でもあり、傷跡や手術跡が目立つといったお悩みに対応できます。

他科と連携してきた経験を活かし、幅広い症状に対応できます

また、形成外科は、病院などでは他科と連携する機会の多い科です。例えば、指を擦りむいて訪れた患者さまが、実は難治性の潰瘍が原因で指に傷ができていることもあるのです。そのようなときは内科医と連携して治療に当たります。つまり、患者さまの一次的な窓口として幅広い症状に対応することができる科です。

日帰り手術で対応しています

当院でおこなう様々な手術は、日帰りで対応しています。手術の種類によっては、翌日の診察が必要な場合もあります。詳しい手術日程、術後の通院予定については、医師にお気軽にご相談ください。当院で対応できない疾患の場合は、総合病院などへの紹介もしています。

診療内容

ケガ

  • ケガを負った場合
    まず、清潔なガーゼや布で患部を押さえて止血してください。ティッシュは、傷口に付くので避けましょう。

  • カッターなどで皮膚の一部を削いでしまった場合
    削いだ皮膚を濡れたガーゼに包んで、来院時にご持参ください。くれぐれも捨てないようにしてください。
    また、救急外来で縫合や処置を受けたら、早めに形成外科への受診をおすすめします。
    当院では、専門医の立場から、今後の処置や経過、治癒後の傷跡についての治療など、詳しい説明をさせていただいております。

やけど

やけどをしたら、まず水道水などですぐに冷やすことが最も大事です。冷やすことで損傷が深くなることを防ぎ、炎症を抑えて痛みを和らげることができます。冷やす場合は無理に衣服を脱がず、水道水などの流水を衣服の上から直接かけてください。浅いやけどであれば軟膏を塗ることで治りますが、深い場合は適切な処置が大切になってきます。やけどが治りにくかったり、治った後も、跡が目立ってしまったりすることもあります。
当院では、合併症の治療についても、専門医の立場から適切におこなっております。

ほくろ

ほくろ

ほくろを除去する治療には、保険診療と自費診療の2通りがあります。 ほくろの大きさや隆起の程度、部位などを踏まえて最適な治療方法を相談して決めていきます。

  • 切除縫合除去法(健康保険適応)
  • CO2レーザー照射(自由診療)

巻き爪(陥入爪)

巻き爪(陥入爪)

巻き爪とは、爪の端が大きく内側に曲がっている状態を言います。
どの指でも起きますが、負担のかかりやすい足の親指に起きることが多いです。 巻き爪は見た目が悪くなってしまうだけでなく、進行すると、肉に爪が食い込み痛みを引き起こすようになります。さらに皮膚に菌が付くと化膿し激しい痛みで歩行困難になってしまう場合もあります。
また、巻き爪の痛みから足をかばおうと、いつもとは違った歩き方をしてしまうために、足首や膝、腰にも負担がかかり、捻挫や膝痛、腰痛の原因になるケースもあります。
爪の変形の原因は、爪母(爪を作る付け根部分)と爪床(爪が生えてくるレール)にあります。当院では、爪の症状に合わせて処置から手術(健康保険適応)まで適切に対応いたします。

眼瞼下垂(がんけんかすい)

眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、上のまぶたが下がり、目が開きづらくなる状態です。
生まれつきまぶたを開く力が弱い人がいて、この場合を先天性眼瞼下垂と言います。一方で、加齢に伴うまぶたの皮膚のたるみなど、さまざまな原因で発症することもあり、この場合を後天性眼瞼下垂と言います。
眼瞼下垂による、ものの見えずらさ、肩こりや頭痛の症状は健康保険が適用される手術で改善することが出来ます。

皮膚のしこり・粉瘤

粉瘤とは、良性皮膚腫瘍の代表疾患です。アテローム、表皮嚢腫などの別名で呼ばれる場合もあります。毛穴から排出すべき角質や皮脂などがたまり、しこりを作ります。そこに細菌がつくと腫れて痛みが生じます。内服薬で落ち着く場合もありますが、ひどくなると、切開などの処置が必要になります。また、完治のためには、切除手術が必要になります。当院では、処置や切除手術をおこなっています。

わきが、多汗症

わきがや多汗症については、他人には想像できないほど大きな精神的負担がかかる場合があります。治療することによって生活の質の向上が見込めます。

わきがの治療方法

様々な方法が考案されていますが、手術(健康保険適用)で、わきの臭いの元であるアポクリン腺を切り取る方法が最も確実と考えています。
日帰りで手術をおこなっております。

多汗症の治療方法

保存的治療方法として、手やわきに塩化アルミニウム液を塗る方法(健康保険適応)とわきにボトックスを注射する方法(自費診療)をおこなっています。
その他、わき汗・腋臭や手あせ・足あせに効果のあるデオドラントシリーズ(D-bar、D-powder)もお取り扱いしています。

①塩化アルミニウム塗布による治療
夜入浴後、塩化アルミニウム液を1~2滴手にとり、わき・手に数回塗り込みます(数日間続けでください)。リラックスした状態でおこなうといいでしょう。
翌日に、塗った部分に汗をかかなくなれば、効果が出ています。効果を感じない場合は、同様に塗ります。
個人差はありますが、効果の持続は約1週間です。

②ボトックスによる治療
汗の分泌は、微少な筋肉の収縮によってコントロールされています。わきにボトックスを注射することで、筋肉の動きを制限し、結果的に汗の分泌が抑制されます。個人差はありますが、効果の持続は約半年です。

  • ボトックスの副作用について
    注射部位の赤み・腫脹・疼痛、脱力感、ワキ以外の部位の多汗など。
    これらは、一時的なものですが、程度が強い場合など、気になるときは医師にご相談ください。
わきがや多汗症については、他人には想像できないほど大きな精神的負担がかかる場合があります。治療することによって生活の質の向上が見込めます。
  • わきがの治療方法 様々な方法が考案されていますが、手術(健康保険適用)で、わきの臭いの元であるアポクリン腺を切り取る方法が最も確実と考えています。 日帰りで手術をおこなっております。
  • 多汗症の治療方法 保存的治療方法として、手やわきに塩化アルミニウム液を塗る方法(健康保険適応)とわきにボトックスを注射する方法(自費診療)をおこなっています。 その他、わき汗・腋臭や手あせ・足あせに効果のあるデオドラントシリーズ(D-bar、D-powder)もお取り扱いしています。
  • 塩化アルミニウム塗布による多汗症の治療 夜入浴後、塩化アルミニウム液を1~2滴手にとり、わき・手に数回塗り込みます(数日間続けでください)。リラックスした状態でおこなうといいでしょう。 翌日に、塗った部分に汗をかかなくなれば、効果が出ています。効果を感じない場合は、同様に塗ります。 個人差はありますが、効果の持続は約1週間です。
  • ボトックスによる多汗症の治療 汗の分泌は、微少な筋肉の収縮によってコントロールされています。わきにボトックスを注射することで、筋肉の動きを制限し、結果的に汗の分泌が抑制されます。個人差はありますが、効果の持続は約半年です。 ¥88,000(税込)ボトックス副作用について: ◎注射部位が赤くなった、腫れた、痛む ◎からだがだるい ◎ワキ以外の部位で汗が増えた 多くは一時的なものですが、程度が強い場合など、気になるときには医師にご相談ください。

逆さまつ毛

逆さまつ毛には、次の2種類があります。
どちらの場合も、痛みやかゆみ、異物感などが生じ、視力低下を引き起こすこともあります。

睫毛乱生(しょうもうらんせい)

まつ毛(睫毛)の並び方が不揃いになっていることで、まつ毛の一部が角膜(黒目)に当たっている状態です。

眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)

まぶた(眼瞼)の縁が目の内側に入り込み、まつ毛が角膜に当たっている状態です。

治療について

日帰りによる手術(健康保険適用)をおこなっています。

睫毛乱生

手術でまつ毛が外を向くようにします。

眼瞼内反症

乳幼児の場合(先天性)は成長とともに自然治癒することが多いのですが、場合によっては手術が必要になります。加齢によるもの(後天性)には手術が必要です。

日帰りによる手術(健康保険適用)をおこなっています。

睫毛乱生
  • 手術でまつ毛が外を向くようにします。
眼瞼内反症
  • 乳幼児の場合(先天性)は成長とともに自然治癒することが多いのですが、場合によっては手術が必要になります。加齢によるもの(後天性)には手術が必要です。

  • 先天異常

    先天異常には、重症度の異なる様々な疾患があります。形成外科では、主に体表面に症状が現れる先天異常の治療をおこないます。 当院では、日帰り手術適応の疾患(副耳、耳前瘻孔など)の治療をおこなっています。
    心配な症状があれば、まずは当院にご相談ください。適切な対処、治療法についてご説明させていただきます。

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