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しみ

しみの治療には、光治療器・QスイッチYAGレーザー・CO2レーザー機器を使った方法、内服薬や外用薬を使った方法などがあります。

① 光治療器による治療

 新しく

        Lumenis社の最新フォトフェイシャル機種

               Stellar M22   を導入しました。

フォトフェイシャルとは、IPL(Intens Pulsed Light)という光を肌に照射することで、シミ・そばかす・赤ら顔など肌のトラブルを改善する治療方法です。

Stellar M22 は、400~1200nmまでの波長を使用しています。独自の6種類のカットオフフィルターにより最適な波長を選択して、一人一人の肌のお悩みに対応していくことが出来ます。

照射時には、ライトガイドが冷却されるため、やけどのリスクが軽減され、安全性が向上しています。また、照射時の痛みも緩和されるようになっています。

メリット

1. 照射後の赤みが少ない
2. 施術後、すぐにお化粧OK
3. 照射後半日~2日で細かなカサブタが出ることがあるが、自然に脱落する。
4. 月1回の施術でOK
5. 回数を重ねると、肌質も改善してくる。

デメリット

1. 照射時、弾かれたような痛みがある。
2. 一度の施術では、効果の実感が薄い
3. 反応しないシミもある。
4. 肝斑が悪化することがある。
5. 日焼け後の肌には施術NG。

※光感受性が高い方、てんかん発作の既往のある方、妊娠中の方は施術が受けられません。

原理

1. 色素のみに反応する光を肌に照射し、しみの原因になっているメラニン色素を破壊します。
2. ダメージを受けたメラニン色素は、皮膚の代謝で数日後に自然にはがれ落ちます。
3. 照射を繰り返すことで、しみを徐々に薄くしていくことができます。
4. 光照射により皮膚の代謝も促進され、コラーゲンの再生を促します。

効果

1. しみ・そばかすの色素沈着の軽減
 ※肝斑は逆に色素が濃くなる場合がありますので、医師にご相談ください。
2. コラーゲンの再生を促し、細胞を活性化させるので、肌の保水力や弾力が増し、肌が内側から若返り、美肌づくりをおこなうことができます。
3. 赤ら顔やニキビ跡の改善にも効果があります。

施術詳細

  • 1. 洗顔後・ジェルを塗布します。
  • 2. 光照射(赤いフラッシュランプ)を施術していきますが、照射時間は顔全体で、約5分です。
  • 3. 照射の際、軽度の痛み(針で軽く刺された程度)と熱感があります。
  • 4. 照射後は、約5〜10分冷却して終了です。
  • 5. 施術後は、すぐにお化粧をしてお帰りいただけます。
  • 6. 初回は、半日〜1日でしみの濃い部分が浮き上がり、細かな黒い斑点状のカサブタができることがありますが、1週間程度で自然に脱落します。
  • 7. 施術間隔は、約1カ月に1回です。効果には個人差がありますが、約4〜6回の治療が目安です。

アフターケア

  • 1. 施術後は、日中必ず日焼け止めを塗って遮光してください。
  • 2. セルフケア美肌クリームのハイドロキノンクリームの使用の併用もおすすめしています。

② QスイッチYAGレーザーによる治療

YAGレーザー

<QスイッチYAGレーザー>による治療

532nmの短波長と1,064nmの長波長の2種類の波長と、短パルス5nsと長パルス0.3msの2種類のパルスモードを組み合わせることで、しみ治療~肌質改善治療(リジュビネーション)までおこなうことができます。

<効果>

A しみやタトゥーなど、表在性・深在性色素性疾患の治療に幅広く使用されています。
B 肌の色調改善・毛穴の黒ずみ、肌質感の改善・毛穴縮小・ニキビにも効果の高いレーザーピールもおこなうことができ、肝斑治療にも効果があるといわれています。

A しみやタトゥーなど、部分的な表在性・深在性色素性疾患の治療 

施術詳細

  • 1. 治療部位のお化粧を落としていただきます。
  • 2. 治療部位を冷却。
  • 3. レーザーを照射します。(1㎠あたり4~5発の照射です。)
    照射時、輪ゴムをはじくような「パチッ」とした痛みの感覚があります。
  • 4. 照射終了後、冷却。
  • 5. 軟膏を塗り、テープで保護し終了です。
  • 6. 約2週後の再診日までは、軟膏塗布と保護テープを貼ってください。

経過

  • 照射後1~2週間は、治療部位は、赤くなり、かさぶたが目立ちます。
    かさぶたを無理にはがさないように、洗顔は保護テープを貼ったまま、こすらず、優しくおこなってください。
    テープがはがれたら、軟膏を塗ってまた貼り直してください。
  • 化粧水やお化粧は、保護テープの上からにしてください。
  • かさぶたがはがれた後は、色調も徐々に落ちついてきますが、約半数に炎症性色素沈着がおきます。そのため、色素沈着への対策が大切となります。当院では、再診後より、ハイドロキノンを開始し、色素沈着を予防しています。
  • 治療後、色素が残った場合は、炎症が落ち着いてから(約3~6カ月後)複数回に分けて、追加照射する場合もあります(別料金)。

B-1 レーザーピール治療

1. ルートロピール(Qスイッチモード)

メラニンを優しく破壊し、色むら・くすみを改善し色調を整えていきます。
毛穴の黒ずみにも効果が高い治療です。

2. スペクトラピール(スペクトラモード)

熱が発生し、繊維芽細胞を活性化することで真皮層のコラーゲンを活性化します。
ハリ・キメを整え、肌質を改善、毛穴の引き締め、ニキビ肌改善に効果が高い治療です。

 
スペクトラピール(スペクトラモード)

 ☆当院では、より効果を実感していただこうと、①②を合わせたコンビネーション治療として、デュアルピール治療をおこなっております。

デュアルピール治療

施術詳細

  • 1. お化粧を落としていただきます。
  • 2. はじめにルートロピール。照射中は、チクチクを軽く弾かれたような感覚があります。(約10分)
  • 3. 次にスペクトラピール。照射中は、じんわりと肌が温かくなってきます。(約10分)
  • 4. 約5分冷却して終了。
  • 5. 治療後は、すぐにお化粧をしてお帰りいただけます。ノーダウンタイム治療です。
  • 6. 治療期間中は、日焼け止めを使用し、紫外線対策をしっかりおこなってください。
  • 7. 治療間隔は、2~3週間に1回。約10回の治療が目安です。
    効果には個人差がありますが、継続しておこなうことことで、より高い治療効果を期待することができます。

B-2 肝斑トーニング治療

肝斑の治療に特化した治療方法です。
肝斑にはまだ解明されない要因も多く、すべての肝斑に有効というわけではありません。

基本方針としては、まずは、トラネキサム酸、シナールの内服。
その先の治療として肝斑トーニングを考えています。

施術詳細

  • 1. お化粧を落としていただきます。
  • 2. ルートロトーニング 両頬で約5分照射。
  • 3. 約5分冷却して終了。
  • 4. 治療後は、すぐにお化粧をしてお帰りいただけます。ノーダウンタイム治療です。
  • 5. 治療期間中は、日焼け止めを使用し、紫外線対策をしっかりおこなってください。また、肌をこすることも肝斑にはよくありません。過度な刺激は避けるようにしましょう。
  • 6. 治療間隔は、2週間に1回。約10回の治療が目安です。
    効果には個人差があります。医師と相談の上、治療を開始します。

③ CO2レーザーによる治療

CO2レーザーによるしみの治療もおこなっており、盛り上がりのあるタイプのしみに有効です。
CO2レーザーは水分に吸収されやすく、一瞬で熱エネルギーに転換される性質があります。
患部に照射すると、患部の細胞に含まれる水分がレーザーのエネルギーを吸収し、蒸散作用を起こして瞬時に患部の組織を除去します。このとき、周辺の血管は熱凝固作用により一瞬で固まるので、出血はほとんどありません。
また、患部以外にはダメージを与えないため傷跡が残りにくく、治りも早いのが特徴です。

リスク・副作用

CO2レーザーは熱により対象を蒸散させる機器です。
このため患部はやけどに似た傷を受けます。
概ね1-2週間で回復しますが、患部に陥凹が残る場合があります。

④ エレクトロポレーション

エレクトロポレーション(電気穿孔法)とは、皮膚に電気を通すことで細胞膜に微小な穴をあけ、美容液成分などの分子を細胞内に導入する技術のことを言います。

本来、肌表面は角質層というバリアで守られています。そのため、美容液などを肌に塗っても肌の奥深くまで浸透させることができません。
しかし、エレクトロポレーションでは、電気パルスを流して一時的に細胞隙間を作ることで、美容成分を肌奥深くまで浸透させることができます。
肌に痛みはありません。もちろん微小な細胞間隙は通電終了後、速やかに閉じます。

美肌・美白・小じわの有効成分をより効率よく、肌の奥深くまでしっかり浸透させることができるので、しみ・しわの治療の一つとして当院では紹介しています。

エレクトロポレーション
リスク・副作用

微弱な電気をかけて肌に有効な成分を導入します。
使用する薬品に対するアレルギー体質を持っている場合、かぶれ症状を起こす可能性があります。

イオン導入、超音波導入とは?

イオン導入法

同じように電気による美容法です。
小さな分子で、イオン化できる美容液成分(例えば、ビタミンCなど)に限り皮膚上層の表皮内まで導入可能です。

超音波導入法

超音波による美容法です。
細胞間隙を振動により広げ、より大きな分子の美容液成分を皮膚上層の表皮内まで導入させ、血行促進の効果があります。

エレクトロポレーションの特徴は?

肌のハリ・弾力は、皮膚の奥深い真皮層にあるヒアルロン酸が大きくかかわっています。

しかし、ヒアルロン酸は分子が大きく、これらイオン導入・超音波導入では、皮膚の真皮層にまで浸透させるのは難しい成分でした。エレクトロポレーションでは、ヒアルロン酸のようなさらに大きな分子の成分まで、肌の奥深い真皮層にまで導入することが可能になりました。イオン導入の20倍以上の浸透と言われています。
肌の奥深くまで浸透する美容液なので、もちろん当院使用の美容液は、防腐剤不使用、無香料・無着色です。

ヒアルロン酸の導入により、まず、肌がしっとり、ふっくらし、ハリ・弾力・小じわの改善を実感していただけると思います。

エレクトロポレーションの特徴は?

施術詳細

当院のエレクトロポレーションの、基本コース

ヒアルロン酸の導入 + モイスチャーリフトマスク 使用になります。

モイスチャーリフトマスク とは・・・

たっぷり美容成分が含まれたバイオセルロースのマスクです。

今までにない密着感で、肌にしっかりフィットしてくれます。

エレクトロポレーション
エレクトロポレーション

施術詳細

EGF(表皮細胞増殖因子。細胞の生まれ変わりを促す働きを持つ)

アセチルヘキサペプチド(小じわ改善:即効性はありませんが、表情じわの原因となる物質の分泌を抑制し、神経細胞の活動を和らげて筋収縮を減少させ、表情筋の緊張を緩和する作用があります)

コラーゲン(肌のハリのもと)

ヒアルロン酸(肌のハリ・弾力・みずみずしさのもと。年とともに減少し、40歳を過ぎると急激に減少します)

グリチルリチン酸2K(抗炎症作用あり)

* A美白コース、Bエイジングケアコースは、基本コースにさらに下記の美容液が追加になります。 + ¥2,200(税込)/回

A 美白(しみ・肝斑)コース メラニン生成抑制効果のある成分を配合しています。
(ビタミンC、トラネキサム酸など)
B エイジングケア(小じわ・ハリ)コース 細胞の活性化・小じわ改善効果のある成分をより高濃度で配合しています。
リンゴ幹細胞エキス(皮膚の幹細胞の働きを向上し、細胞を活性化する)
EGF(表皮細胞増殖因子)
アセチルヘキサペプチド(表情じわ改善作用)など

施術の効果

当日から肌のしっとりしたハリ感を実感いただけると思います。
個人差はありますが、2週間~1カ月に1回が目安です。
続けていただくと、より一層実感していただけると思います。

⑤ しみの内服薬

シナール

ビタミンCの内服薬です。

  • しみを作りにくくする効果
  • できてしまったしみを薄くする効果

※両方の効果があります。

継続して服用することで徐々に効果が現れ、美白の効果が出てきます。
さらに、ビタミンCには、コラーゲンの生成を高める効果もあるので、肌の老化防止にも効果を発揮し、小じわを改善します。

リスク・副作用

副作用としては、ほとんどが胃腸系の副作用です。
下痢・胃部不快感・悪心・嘔吐などの報告があります。
これはシナールに含まれるビタミンCに下剤としての作用があることと、ビタミンB5が腸管も運動を活発にする作用を持つためだと考えられています。

トラネキサム酸

肝斑治療のための内服薬です。
トラネキサム酸は、しみ(メラニン)を作り出すメラノサイト(色素を作る細胞)を活性化させるプラスミンのはたらきを抑える作用があり、この作用により肝斑は次第に目立たなくなります。
継続して服用することで、徐々に効果が現れ、肝斑のコントロールができます。

⑥ しみ外用薬

当院では作用するしくみの異なる2種類の薬剤を用いてしみの治療をおこなっております。
下記の2剤を使ってメラニン色素の排出促進・産生阻害を同時におこない、治療効果を高めています。
また、肝斑に対しては、トラネキサム酸クリームでの治療もおこなっています。
しみは、取るというよりは、“薄くすること”が治療の目的とお考えください。

ハイドロキノンクリーム

ハイドロキノン(ヒドロキノン)は、しみの原因であるメラニンを作るチロシナーゼの活性を阻害することでメラニンの産生を阻害します。またメラニン色素を薄くする効果もあるとされています。

1日1回夜、化粧水の後に使用します。

︎CD-トレチノインクリーム

トレチノインとは、ビタミンA誘導体で、生理活性はビタミンAの50~100倍あります。血液中にごく微量流れている物なので、アレルギー反応を起こしたりすることはありません。

レチノインは、米国ではしわ・ニキビの治療医薬品としてFDAに認可されています。日本では認可されていませんが、しみ・しわ治療法の一つとして広く使用されています。
トレチノインの皮膚への作用として、以下のようなものがあります。

1. 表皮角化細胞の増殖・分化を促進するため、メラニンの排出が亢進される
2. 真皮内のコラーゲンの分泌を高める
3. ヒアルロン酸の分泌を高める
4. 皮脂腺の働きを抑え、皮脂の分泌を抑える

このような作用により、しみ・小じわ・肌つやの改善、ニキビの抑制に効果が期待できます。

レチノイド反応(乾燥・皮むけ・かゆみ・赤み)が強く出ることがあります。皮膚がビタミンAになれる段階での反応です。顔全体に使用する場合は、様子を見ながら徐々に慣らしていきましょう。

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